ドクターカーV3 鮮烈デビュー その3

2016年12月24日 14:00

冬の八戸の川、それから港へ。溺水、心肺停止

ドクターカー1号が出動、
長谷川医師が。

7分遅れでドクターカーV3が出動、
私が運転、昆、藤田医師
そして
小橋、畑林ME
5名乗車。
V3 driver Kon

1号が先着したときはまだ、
救助前。
遅れてV3が現場到着した。
doctor car1V3

ちょうど岸壁に傷病者が
釣り上げられる瞬間。
消防隊、ダイバー隊、レスキュー隊が奮闘しています。
V3 CPA救助

V3の後部に手術室を5分で作っている間に、
1号長谷川医師は青空の下でACLS(二次救命処置)開始。
気管挿管終了したころに、
手術室入室した。
輸液路確保は、手術室内で開始。

手術室入室させ、胸から下を消毒、
手術覆布をかけ、
PCPS導入手術開始した。

鼠径部の皮膚を切開し、
2本の血管を出し、
チューブを入れた。
V3 ECPR

MEの用意したPCPSにチューブをつなぎ、
心停止していた傷病者に、
赤い血液が流れ始める。
胸骨圧迫を終了する。
手術室入室から12分だった。
ドクターカーV3現場停車から17分だった。

傷病者は、PCPS状態で救急車で病院へ運ばれ、
治療継続。
体温は26度。
Vf状態。
V3 ECPR2

31度に復温できたとろで
心拍再開した。

翌日、午前透析治療を終了
昼PCPSの取り外し手術を行う。
PCPSを外しても血圧低下はなかった。
鎮静剤を終了し、目が開くのを待った。
夕方開眼。
意識が戻る。
鼻のチューブから流動食を開始した。
人工呼吸器外す。
気管挿管抜管。

3日目
会話が成り立つ。
すごい。
経口で食事を始めた。


4日目、
食事量が増えた
午後
歩行開始。


劇的救命だ。

ドクターカーV3デビュー 移動緊急で手術ができる車 その2

2016年12月22日 18:25

デーリー東北に掲載されています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161221-00010006-dtohoku-l02
転載です。

八戸市立市民病院の「ドクターカーV3」が、
19日に市内で発生した水難事故で、
初めて現場で手術をした。
患者は心肺停止状態から一命を取り留め、
治療が続いているという。
手術に当たった
八戸市民病院救命救急センター所長の今明秀副院長(58)に、
運用に関する評価や今後の課題を聞いた。


 ―どのような処置をしたか。
 先に現場に到着していた消防からの情報を基に、
先発していたドクターカーに乗った医師の判断で、
V3の出動を決めた。
現場では5分ほどで手術室テントを立ち上げた。
ドクターカーV3 1

心臓と肺の機能を補う「心肺補助装置」(PCPS)を
患者に装着する処置を医師2人で行い、

1人が救急隊とともに呼吸の確認や心臓マッサージなどをした。

術後はすぐに救急車で搬送し、
病院での治療につなげた。
ドクターカーV3 3

 ―現場で手術するのは初めてだった。
 救急隊との連携は比較的良く、
医師や医療機器を管理する臨床工学技士も
無駄がなく動くことができた。
テントや照明、室内の温度などについても問題はなかった。

 ―効果をどのように考える。
 今回は患者さんが水中から引き上げられる場所が分からなかったため、
ドクターヘリではなく、
機動性の高いV3が出動した。

 心肺停止の人に関しては、
病院までの距離が勝負。
今回のケースは、
現場までの距離や状況を考慮すると、
従来の対応では社会復帰が絶望的だった。
V3が出たことで、
現場到着から17分間でPCPSを作動させることができた。
患者さんの社会復帰につながればと思っている。

 ―今後の課題は。
 V3は限られた特別な事案にしか出ないので、
使用頻度はそこまで高くない。
今は平日の日中のみの運行だが、
マンパワー不足などが克服できれば、
稼働時間の拡充も考えられる。
デーリー東北新聞社
・・・・・・

現場到着後に、手術室テント立ち上げに5分。
患者を手術室に誘導してから、手術を開始し
PCPSが確立されるまで12分。

合計、ドクターカーV3が現場到着から
PCPS確立まで17分です。
早いです。

この早さが、
患者の救命と後遺症削減につながればいい

ドクターカーV3デビュー 移動緊急で手術ができる車

2016年12月21日 18:49

2016年12月20日(火)東奥日報より転載
八戸ドクターカーV3、水難事故現場で初手術

 八戸市立市民病院のドクターカー「V3」が
2016年12月19日、7月の本格運行開始後、初めて手術を行った。
同病院によると、
青森県八戸市内の現場に出動して内蔵のテントを展開、
女性に人工心肺補助装置を装着した。

 女性はその後、
同病院に救急車で搬送され手当てを受けているが、
同病院は「患者が処置中で、現時点で詳しいコメントはできない」としている。

 八戸消防本部によると19日午前11時半ごろ、
同市河原木で水難事故があったとの通報があり、
救急隊員らが出動。
同病院にドクターカー出動を要請した。

 同病院によると、
V3は同47分ごろに出動して正午ごろ現場に到着。
午後0時10分ごろ、
手術を開始した。
その後、女性を乗せた救急車が同病院に同1時ごろに到着したという。

 V3は同病院と八戸工業大学が共同開発。
生命維持管理装置を積んでおり、
医師らが乗車して患者の元へ急行し、
現場で高度な救命処置が可能になると期待されている。

 同病院は昨秋からの運行開始を予定していたが、
県がV3内蔵のテントが
医療法上の手術室の基準を満たす必要があるかどうかなどを
国に確認していたため、
運行を見合わせていた。
国は今年6月、
医療施設外の医療行為について
「緊急時はやむを得ない」
との見解を示していた。

 同病院によると、
本格運行後、
11月に十和田市へ初出動したが、
手術は行わなかった。