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米国レベル1外傷センターが見学 後編

2012年04月09日 18:58

千葉医師はヘリポート横の車庫に走った。
ドクターカー2号エスクードをER正面まで移動させた。
丸橋医師は、救急バッグ2号を持ち、ER玄関で車を待った。
・・・・・
吉村医師のドクターカー1号の患者は、救急車でERに入室した。
ドクターカー2号が出ていることは、途中に消防無線で知っている。

吉村医師がERに到着するとすぐに、ダイレクトブルーが鳴る。
「今度は、心肺停止に出動せよ」
慌てて、救急バッグの消耗品を補充する。
そして。
ドクターカー1号ラブフォーで消えた。

ラブフォーの中で傍受した無線では
「ドクターカー2号は、救急車でドッキング成功、
患者を日赤病院へ運ぶ」
八戸ERは大渋滞。
もう一つの、救急病院、
八戸日赤病院脳卒中センターへ患者を分散させる。


ドクターカー1号に現場救急隊から無線が入る。
「キャンセル、死後時間経過あり」
「了解、ドクターカー1号、帰還します」吉村医師

八戸ERは、夕方の当直体制に入っていた。
当直の丸橋医師に代わって、軽米医師が患者を診察していた。

「今日は出動が多いから、直ぐに資器材を補充しなくっちゃ」吉村医師
青い救急バッグのポケットを開けているときだった。
軽米医師が持つダイレクトブルーが鳴る。
「やはり,来た」吉村医師
「心肺停止・・・・・」八戸消防
吉村医師は、トヨタラブフォーのLEDを点滅させて、
遠ざかっていった。

20分後吉村医師が患者を連れて帰ってきた。
CPR継続中。

その直後、千葉医師がERに現れた。
軽米医師は一言、
「当直の丸橋医師は?」
「日赤病院に行きました」千葉医師
「ドクターカーが、日赤病院へ迎えにいかなくっちゃ」軽米医師
「あっつ、そうだった、いけない、忘れた」千葉医師
凍結路面を走ってきた千葉医師はシマッタの顔だった。
車の運転で精一杯。

タイミングよく電話が鳴る。
「丸橋です、これからタクシーで帰ります」
脳出血(視床出血)だったらしい。

現場で脳出血か、脳梗塞か区別する方法
シリラートSiriaj score、
昏睡あり5点+嘔吐あり2点+頭痛あり2点+拡張期血圧×0.1-3×(糖尿病、狭心症、間欠跛行があればその数0から3)-12
-2以下が脳梗塞
2以上が脳出血
興味ある人は検索してみて。

まだまだ、夕方、今晩はどうなることか




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