十和田の地上絵 前編

2012年04月06日 18:21

ナスカの地上絵は宇宙人が作ったものなのでしょうか。

4月から基地病院は八戸になりました。
1日は2度出動
その後、嵐、雪、風で運休。
昨日は、風速49M近い暴風で八戸消防には、
日中に35本の119番通報。
「屋根のトタンが剥がれて飛ばされてきた、危ないか撤去してほしい」
消防隊が出動します。
そんな暴風では、EC135は格納庫に終日しまわれました。
そして、よく日は、晴天。

9時31分十和田消防に119通報が入ります。
「男性がローラーに手を挟まれた。」
9時39分十和田救急4は現場到着。
ひどいザメツです。
指はもげそうです。
隊長はドクターヘリ要請と考えました。
消防本部にドクターヘリ要請をおねがいします。
9時31分ドクターヘリ要請が八戸市立市民病院通信司令室に入ります。
「手首を切った男性」
「えっつ、手首?」CSは首をかしげながらも、出動OKを伝えます。
ランデブーポイントはいつもの十和田市陸上競技場。
格納庫から久しぶりに引っ張り出されたEC135です。
今日のヘリ番は私と野田頭部長、加藤ナース。
私は、解剖手術中。
野田頭部長は、救命救急センター回診中。
加藤ナースはERで診察中。
それぞれ、通信司令室に走ります。
相変わらず、情報は
「手首を切った男性」のみ。
「とにかく、離陸しよう」私は、二人を促し、ヘリポートへ駆け出しました。
9時49分離陸。
日差は強いが、風も強い。
EC135は風を正面から受けて
軽やかに浮きます。
風が適度に強いと離陸しやすいらいいです。
でも、今日の風は強すぎ?
垂直に200M上がると、病棟7階を越えます。
右には、雪解け水で増水した新井田川が見えます。
久しぶりに、ヨーロッパ製の曲面ガラスに日光が当ります。
上空から見る八戸市内に、雪はもうありません。
DSCF5291_R.jpg


高度400Mを越えると、北西には真っ白な八甲田山が見えます。
八甲田山はまだ冬です。
右手には、波が白く光輝く太平洋が見えます。
「GPS番号6501」CSからランデブーポイントの位置が無線で送られてきます。
「十和田救急4、支援車両は十和田85」歯切れのいいCSの声が無線から聞こえます。
CSが現場救急隊の無線コール名を知らせてくれるのです。
後ろのわれわれは、直ぐにメモを取ります。
現場に近づくと、そのコール名で無線通信するからです。
(続く)


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