北国から脳死臓器提供 その5

2012年03月26日 18:19

腹壁は大きく開いたままで、すでに10日以上経過している。
ようやく、腹部ボウリュウが落ちつき、
閉鎖手術。
腹直筋の筋膜をひっくり返して、中央で縫合する。
この手術も外傷特有の新しい方法だ。

手術が終わり、再び、救命救急センターへ戻る。
脳死判定の男性を訪室する。

MEDICAL CONSULTANTとして
心臓、肺の専門医が病院に到着していた。
臓器機能を判定する役割。

21時私は、一旦帰宅した。
しかし、ゆっくりはできない。
夕食を自宅でとったあとに、
22時少し前にまた、病院へ向かう。
自宅が病院へ近くてよかった。
また、妻も、私の仕事をよく理解してくれている。

そして、2回目の法的脳判定が始まる。
今度は、家族も同席。
0時ちょうど、2回目の脳死判定が終了した。

家族に、死亡の言葉をささげた。。

そのあと、さまざまな書類作製が始まる。

コーディネーターは、その書類を、東京本部へFAX.

東京ではその書類を、再確認する。
不備があってはならない。
午前1時FAX
それから、移植患者と移植施設探しが始まる

私の帰宅は午前2時だった。
(続く)


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