ドクターカー1号、2号出動

2012年02月10日 19:13

ドクターヘリ基地が2月1日より青森市へ移転している。
けいれん重積男性、ドクターカー1号が軽米医師を乗せて出発した。
消防無線傍受していると、ドクターカーが現場へ到着したのが分かった。

ダイレクトブルーPHSが鳴り響いた。
安部医師が出た。
「ドクターカー2号出動要請」八戸消防指令課
「どこですか」安部医師
「三戸町。意識障害。国道4号線でドッキング」八戸消防指令課
「準備します」安部医師
「ちょっと待って、三戸町ならドクターヘリがいいよ。
青森市から呼べばいい」私は口を挟んだ。
「ドクターヘリはどうでしょう」安部医師は直ぐ指令課に尋ねた
「いや、ドクターカーでお願いします」指令課
「はい、わかりました」安部医師
そばにいた、丸橋医師、明石医師、救急救命士実習生が支度を整える。
原医師がドクターカー2号エスクードの車庫に走った。
丸橋医師は、ドクターカーバッグ2号を持ち出す。
超音波は、すでにドクターカー1号が持ち出していた。
だからない。

丸橋医師は新潟大学卒業、明石医師は慈恵医大卒業。
2人とも地理不案内。
でも、国道4号線なら大丈夫。
しかし、雪道が心配。
ドライバーは明石医師。
雪道は好き。
しかし
青森県には豪雪警報が出ている。
八戸は青空でも、三戸町はおそらく雪。

慎重な運転が必要。

3名は、エスクードに乗って南へ向かった。
・・・・
「ところで、どうしてドクターヘリでなく、ドクターカーなんだろう」私
「三戸町なら、ドクターヘリの方が早い、それに雪道だと、ドクターカーはスピードをだせない」安部医師
「青森市、八甲田山の天気が雪なのだろうか」私
「そうかもしれません、」安部医師
「それとも、救急隊接触後の要請だから、
青森から来るドクターヘリだと、時間がかかりすぎる。
ドクターカーなら、お互いに近寄ってドッキングできる」私
・・・
しばらくして、ドクターカー1号のけいれん男性が軽米医師と一緒にERに入ってきた。
ちょうどそのころ、
接触したドクターカー2号隊から電話が入った。
「救急車現場出発時は、意識JCS300、呼吸あり。
しかし車内で心肺停止。
ドクターカー接触時、CPR中。」

間に合わなかったようだ。

大雪の青森県。
夏なら越えられる八甲田山、
冬は不可能に近い。

きっと、八甲田山の西側で今日は晴れ間を選んで飛んでいるのだろう。

東側は、ドクターカー1号と2号で補完する。


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