パンで窒息

2012年01月29日 19:31

ドクターカーの劇的救命です。

11:44 119番通報が八戸消防に入った。
「車の助手席でパンを食べている途中に咳き込み、
徐々に呼びかけ反応がなくなった」
11:46 まず救急隊出動。そしてドクターカー出動要請。
11:50 救急隊到着。傷病者は車の助手席。
家族が傷病者の口腔内から食物残渣をかき出していた。
昏睡状態 JCSⅢ‐100   
顔色蒼白
隊長は指交差及び下顎挙上で気道の異物確認を試みたが、
傷病者が抵抗し開口できず。
酸素開始でもSpO2 80%
12:00 現場にドクターカー到着。
静脈路を確保、
続いて、ミダゾラムを注射。
すると、それまで、顎に力が入っていた男性の力が抜けた。
口に、喉頭鏡をまず入れた。
あった、パンが、声門に引っかかっている。
異物を除くためのマギール鉗子右側から入れる。
キャッチ。
約2㎝のパンのかけらを除去すると、顔色がもどる。
SpOのモニター音が高い音色に変わった。
SpO299%。
バッグバルブで補助換気しながら
すぐに現場を離脱した。
12:12 現場出発

社会復帰!



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