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夜間はドクターカーで重症骨盤外傷 その1

2011年11月02日 23:00

歩行者が普通自動車に轢かれた。
横断歩道で。

八戸消防は、救急車1台を現場に向かわせ、
ラピッドドクターカーを出動させる。
日没後にドクターヘリは飛ばない。
現場が八戸市内なら、青森市からドクターヘリが来るより、
ドクターカーが速い。

救急車が先着、そしてドクターカー1号ラブフォーが次に現着。
当番は安部医師。
意識障害、速い呼吸30回、速い脈拍、冷汗あり。
FAST(超音波検査)では、腹腔内出血なし、心嚢出血なし。
一度だけ優しく、骨盤を触る。
骨盤動揺はない。
骨盤痛みは訴えるが、他部位を抑えても痛がる。

患者は意識障害あり。

頭部外傷だ。
ただし、意識レベルは,開眼あり。
気管ソウカンの必要はない。

冷や汗があったが、出血源を特定できないまま、
加温輸液を開始し、全脊柱固定で救急車へ収容する。
ERへ向かった。

19:05ER入室時、
呼吸数30回と速い。
脈拍68整、血圧100/60、末梢冷汗消失。
超音波検査FASTで異常なし
意識は開眼しない。GCS1/4/5、
骨盤と胸部のレントゲンを撮影した。
骨盤骨折がある。
でも、循環は安定。
輸液を続ける。
輸液1000mlで血圧が問題なければ、出血量は少ないはず。
この場合に、輸血、手術は不要。
だから、ERでは輸液1000mlをまず試みる。
(続く)


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