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番組の途中ですが、救急の日

2011年09月09日 23:55

救急の日なので
「救急医師であふれかえる八戸救命の秘密」を公表します。

院長宣言:
「医療の原点は救急にあり。当院は救急と高度医療を二本柱とする病院である。
救急が市民にとってもっとも必要で身近な医療分野である」と院長宣言。
私がソロ救急医で赴任した7年前、救命救急センター(30床)には、14名しか入院していなかった。
今は、満床となり、救命一般病棟43床まで持つようになった。

救急医を育てる:
救急専門医を育てるには三次救急、ER、病院前救急(災害含む)、
総合診療のフィールドとその指導者が必要だ。
継続して人を集めるにはブランドになることだ。


マンパワー:
若者は何のために医師を志したのか。
患者を助けるためだ。
致死的疾患、外傷から劇的救命する瞬間を若い救急医に見せ、
苦労と感動をともにする。
救急専従医は現在18名、認定救急看護師は7名で国内有数の三次救急体制になった。
ER,救命センター、救命病棟こられで働く看護職員は合計176名。

三次救急:
地方都市では三次救急患者が少ない。
そのため三次救急を学ぶ若い救急医は都市に集中する。
地方都市でも100万人口をカバーするドクターヘリがあれば、
患者の救命効果を得るだけでなく、三次救急患者が集まり若い救急医の修練ができる。

救急外科+救急内科=救急医:
外傷、最重症急性腹症を救急外科医が執刀する。
これらの手術治療は、ERからすでに治療が始まり、そして集中治療へと続く。
手術の多くは2回以上必要となる。
一般外科の常識では救命できない。
救急外科研修は手術室だけで行われるのではない。
承諾を頂いて行われる病理解剖は救急外科医に貴重な経験だ。
病理解剖は年間47件。
救急内科と救急外科の区別は明確にはつけていないが、
救急内科のメインは脳卒中と敗血症。
この二つは、内科の多発外傷に例えられる。
治療するうえで様々な問題が生じる。
これらに立ち向かう。

ER:
救急医師と若手医師で一次から三次まで24時間対応する。
八戸ER患者数は年間2万人(救急車5千台)と疲弊するほど多くはない。
ERから入院になる患者の60-70%を救命救急科が受け持つ。

病院前救急:
病院前救急は病院内しか知らない医師への挑戦状だ。
ドクターヘリ、ドクターカーは年間350件、800件出動する。
件数は増加している。
これを同時連携出動させるサンダーバード作戦は13件。
劇的救命は2年間で90例。
さらに、深夜帯は消防の協力でポンプ車に乗って現場出動する。
週2回は消防署へ救急医が詰める。
現場に着いた救急車から救急隊と一緒に医師が降りる。

総合診療:
発熱をERで鑑別し、感染症、神経系、膠原病も入院で受け持ちする。
骨髄、肝、腎,筋、側頭動脈生検も自己完結できる。
救急医が受け持つ入院患者数は、一日80から100名。

経営:
救命救急科の診療収入は年間21億円で院内1位。
一つの診療科として得る収入では、おそらく県内一。
国内の救命急センターのなかでもトップクラス。

広報:
後期研修医集めは診療の充実だけではなく、広報することも大事。
研修医向け商業雑誌を中心に論文を2010年49編掲載した。
医学生、研修医の当センター見学者数は年間130人と多い。

学問:
敗血症前向き研究、外傷前向き研究の登録施設。
災害とドクターヘリの学会から運営委員を委嘱されている。
アメリカ外科外科学会の外傷手術部門から講師指定。
学会発表件数は52回。

僻地支援:
いい医師になるため、優しい医師になるために、僻地で働く経験を持つ。
自らの経験はその証拠。
五戸病院、田子診療所へ救急医が出向している。
出向は命令ではない。

ニューブランド八戸:
田舎、若い、一次から三次まで全部、多発外傷、劇的救命、
ドクターヘリ、 ドクターカー、経営良好
これらのキーワードで検索したら八戸救命に行きつく。
そうなることがブランド化であり、私の目標である。


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