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トラクターに轢かれて股関節脱臼

2019年04月09日 19:00

朝のブリーフィングで機長から
「中日本航空のヘリが午前中に上空を通過します。
下北半島の潮干狩り会場でドローンによる撮影があります。、
今日の日没は18時○分です。
昨日の雨で地盤の緩いところがありますから、
現場着陸後、地上を走るときに、ぬかるみに足をとられないように気を付けてください。」
最近、ドローンによる撮影が増えてきた。
全てのドローンの飛行申請が出されているわけではないだろうが、
ドクターヘリの機長にとっては、
飛行申請なしのドローンは操縦の邪魔になるらしい。

今日のヘリ番は私と田中医師、橋本ナース。
西日本では4月の気温上昇とともに、熱中症が発生してきている。
八戸では、例年熱中症の初発生は5月から。

午後、事務職員と打ち合わせをしているときだった。
6月26日に予定されている十和田市の藤坂小学校での授業のこと。
「命の大切さ、命を救うすばらしさ」を子供たちに話す。

朝から着込んでいる青色のつなぎ服、フライトスーツの左ポケットでPHSが鳴った。
液晶にはドクターヘリ出動の8文字。
私は打ち合わせを終了させ、席を立った。
玄関前ホールはホスピタルホールと呼ばれ、
3階までの吹き抜けになり、
周囲は歩くために整備されている。
多くの患者は反時計回りに歩くコースを回っている。
わたしは、左胸のPHSの着信音を鳴らしたまま
歩くコースを逆走して走った。
フライトスタッフが持つPHSは、
一部が連動しているらしく、
早めに着信音を切ると、
次の人へ電話がかからない。
したがって、鳴らしたままにする。
足元は安全靴で固めてある。
通常院内で履いているナイキのジョッギングシューズと違い、
入るときに、足は重く感じるし、
靴底が床にぶつかる音も大きい。
だから、PHSの着信音を響かせたまま、
安全靴の靴音を同調させて、
ホスピタルモールを走りぬけることは、
少々目立つ。
多くの患者、職員はこの走りが、
ドクターヘリ出動であることをわかっているので、
道を譲ってくれる。
(続く)


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