泥沼からの劇的救命 その7

2018年05月14日 18:11

「偶発性低体温症、溺水、CPA,
Vf継続、呼吸出てきた。
対光反射あり。
PCPSの準備をお願いします」
「八戸ER了解」
ERでは、予想していたPCPSの準備が進む。

近藤医師は
400m上空でVfに対して電気ショックをかける。
「機長、電気ショックをかけます。
いいでしょうか」近藤医師
「ちょっと待ってください」機長。
機長は、計器を確認する。
電気ショックが飛行計器に影響する場合を想定し、
その体制をとる。
「はい、電気ショックいいですよ」機長
近藤医師は、ナースのCPRを止めさせ、
電気ショックのスイッチを押した。
今度は、近藤医師がCPRを代わった。

窓から黄色のドームが見える。
八戸ER近くの幼稚園の建物だ。
病院は近い。
整備長が室内通話で
「着陸します。
シートベルトを締めてください」
近藤医師は、CPRをナースに頼んだ。
ナースは椅子に座って、
横向きにCPRを続けた。
近藤医師はシートベルトを締めた。
13時32分八戸市立市民病院へ着陸した。
すぐに、近藤医師はシートベルトを外し、
CPRを代わった。
心電図はVf.
男性は直接血管造影室へ移動した。
そこには、
劇的救命チームの
田中、森、野田頭医師たちが青いガウンを着て待ち構えていた。。。
想定外の全身泥だらけ。
血管造影室に、除染装備はない。
ERなら洗えるが・・・
(続く)


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