ドクターヘリ要請消防庁検討会

2017年04月19日 18:04

ドクターヘリ、要請遅い消防本部は改善を
消防庁検討会が報告書
2017年03月13日

総務省消防庁は、救急業務のあり方に関する検討会がまとめた報告書を公表した。
ドクターヘリを要請するまでに時間がかかっているケースが少なくないことを踏まえ、
消防本部を対象にした実態調査の結果を検証。
地域の実情に応じた要請基準を策定し、
改善するよう求めている。
 
ドクターヘリは、
39道府県に48機(昨年12月末現在)が配備されている。
導入する自治体の増加に伴い、
全国の出動件数も増えている。
2015年度の出動件数は2万4188件。
05年度と比べて6倍以上となっている。
しかし、一部の消防本部では、
傷病者の発生を把握してからドクターヘリを要請するまで
「過度に時間を要している」といった指摘も出ていた。

 消防庁が全国の652消防本部に行った実態調査でも、
連携体制の問題点が浮き彫りになった。
調査によると、ドクターヘリの要請基準については、
全体の約15%が「ない」と回答。
また、要請後の検証会などで、
約半数の消防本部が、
医師から
「要請が遅い」
「もっと要請してほしい」といった指摘を受けていた。

 検討会は、この調査結果を分析し、
ドクターヘリと消防機関の効果的な連携のあり方を報告書に盛り込んだ。
「要請するか迷った際は、
積極的に要請するようにしてほしい」
と医師から指摘されていることを踏まえ、
「通信指令員は119番通報内容から速やかに
ドクターヘリを要請することが望ましい」としている。

 参考事例として、
交通事故が絶えない和歌山県の高野龍神スカイラインのケースを紹介している。
この道路で事故が起きた場合、
救急車が到着するまで時間がかかるため、
通信指令員が直ちにドクターヘリを要請する体制が整えられていることを指摘。
「要請基準を改善することで、
重症の傷病者を今まで以上に早く医師の管理下に置くことが可能になる」
とし、
各地域で消防と医療関係者らによる
「協議の場」を設けて要請基準を見直すよう求めている。


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://doctorheli.blog97.fc2.com/tb.php/2550-77ee1c67
    この記事へのトラックバック