25歳CPA その3

2017年04月15日 18:09



1回目の電気ショック後、直ぐに退院にCPRを命じた。
父親と兄のCPRは立派だった。
石橋隊長は、救急車へ移動準備を始めた。
あらかじめ、機関員はスクープストレッチャーを部屋に持ってきていた。
スクープストレッチャーとは、左右分離式のロングボードで、
搬送に使いやすい。

6時7分AEDの時計は正確に2分を計った後だった。
再び、
AEDが作動した。
「離れてください、ショックが必要です」
隊長はそのすきに、頸動脈を触れた。
脈ない。
隊長は電気ショックボタンを押した。
2回目の電気ショックの直後に移動を開始した。
6:09救急車内に収容できた。
隊長はダイレクトブルーへ電話した。
隊員は、酸素を切り替える。
6:12
AEDが作動した。
「離れてください、ショックが必要です」
3回目の電気ショックのボタンを隊長が押した。
4回目以降の電気ショック成功率は低い。
だからこの3回目が運を握る。
隊長は祈る気持ちで赤いボタンを押した。
祈る気持ちは一緒に救急車に乗った家族も同じ。
電気ショック後に、CPRを再開した。

ダイレクトブルーは救急医はもつPHS.
現場の救急隊から直接を電話を掛けられる。
ふつうは2コールで出る。
30秒くらいで現状を伝えると、
たいてい、どうぞ来て下さい。
と返事がもらえる。
隊長は、車内収容から、
3回目の電気ショックまでの
わずか1分で、
八戸ERへ出繩を入れた。
(続く)



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