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59歳心肺停止から社会復帰 その2

2017年04月08日 18:53

屈強な体のポンプ隊員は、全力で走る。
そして、かなり重いオートパルスを肩に担いて、
自分の呼吸数が戻る前に、
再び、走る。
21:32隊長は自動胸骨圧迫器オートパルスを装着した。
遠くにピーポーサイレンが聞こえる。
21:34貫和医師が乗る希望のドクターカーが到着した。
3名の救急隊と3名のポンプ隊で患者を救急車に移動させる。
オートパルスが正確に胸骨圧迫してくれた。

21:37救急救命士は気道チューブを入れた。
これにより人工呼吸器が使える。
そのことで、手が空くので別な処置が可能となる。

同時に貫和医師は静脈に針を刺した。
生理食塩水の点滴を開始した。

そしてアドレナリン注射の準備が終わった時、
21:40 AEDからメッセージがでる。
「解析します。離れてください」
隊長はオートパルスの作動の一時停止ボタンを押した。
貫和医師は、
わずかな隙を見て頸動脈を触った。
「脈あり、心拍再開しました。21時40分」
続けてAEDから
「ショックは必要ありません。
呼吸と循環を確認してください。
必要ならCPRを始めてください」
頸動脈が触れる。CPRは必要ない。
21:41救急車は現場を出発する。
現場滞在時間12分だ。
時間節約のためには
マンパワーを惜しまない。
現場時間は目標15分以内だ。
達成できていない地域が多い。
その一つは、収容病院への電話連絡と、
収容不能、別な施設への電話。
八戸ドクターカー出動で八戸市立市民病院収容は
100%近い。
だから早い。
「ドクターカー出動し、
医師が現場で活動すると、
現場出発時間が遅れる」
そんな地域もある。
だが、八戸は違う。
ここでは、早い。
救急隊、指令課、ポンプ隊、ドクターカー、すべて
時間を意識する。
現場時間15分。
(続く)


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