冬の川に落ちた女性の劇的救命  その4

2017年03月04日 18:00

近藤医師は、気管挿管後に八戸ERに電話を入れた。
「偶発性低体温症で心肺停止、VF継続しています。
ここから、ヘリコプターランデブーポイントは移動し、
ドクターヘリに収容し、
ERに着くまで早くて25分後です。
八戸ERでPCPSと
血管造影室の準備おねがいします」
「了解」藤田医師


ドクターヘリの白い気体が救急車の運転席のフロントガラスから見えた。
救急車の後部は窓にカーテンがされている。
通常はカーテンのために外は見えない。
室内から前を見ると、
外の雰囲気がよくわかる。
フライトスタッフと消防は
CPRを継続しながら
女性をドクターヘリに収容した。

機長がエンジンスタートさせた。
ふわりと期待が浮かんだと思ったら、
急速度で、空に近づく。

離陸後12分でEC135は八戸市立市民病院に着陸した。
胸骨圧迫は継続している。
自動胸骨圧迫装置が正確に心臓を押していた。

心室細動の女性はヘリポートから
直接、
血管造影室へ移動した。
血管造影室に入った。
両鼠経部のイソジン消毒が始まる。
茶色の変色は消毒の後。
右大腿静脈へ
ルートは現場ですでに確保済み。
大腿動脈のみを確保すればいい。
(続く)



コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://doctorheli.blog97.fc2.com/tb.php/2524-458f8000
    この記事へのトラックバック