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顔面外傷にサンダーバード作戦 その2

2017年02月24日 18:09

ドクターヘリは当初予定されたランデブーポイントのフェリー埠頭の岸壁ではなく
路肩工事の空き地に着陸できそうだった。
もし、フェリー埠頭岸壁なら、
そこから赤車で陸路移動になる。
そうなれば、
ドクターカーの方が先に患者と接触することになるだろう。
整備長は上空から、消防隊に無線を入れた。
「ドクターヘリは、事故現場東の路肩工事現場に着陸します。
誘導お願いします」
空からは一目瞭然だが、
交通事故現場にいる消防隊には、
路肩工事の場所はすぐに判断つかなかった。
地上で右、左に迷った消防隊だったが、
EC135の降下方角を見て、
すぐに合点がいったようだ。
路肩工事の関係者の話をしているのが上空から確認できた。
工事関係者は工事現場から離れる。
海岸道路の事故現場と反対側の車線も交通を消防隊が止めた。
EC135はゆっくりと高度を下した。
路肩工事現場には誰もいない。

この少し前、
八戸消防はサンダーバード作戦で陸路を走っていた
ドクターカーの出動を中止した。
ドクターカーは国道をUターンして病院へ戻った。

機長は高度50mくらいでいったん停止した。
整備長は、
肉眼で、着陸地が平らなことを確認した。
突起物が近くにないことを確認した。
機長は再び高度を下した。
ダウンウォッシュが雪を蹴散らした。
EC135は先に右、次に左のスキッドを地面に着地させた。
機体の正面左に赤車が見えた。

整備長が言う。
「前方左です」
「患者収容はここですか、それとも、
ヘリは移動してフェリー埠頭ですか」私
「ここです」整備長
ドクターヘリは着陸して医師看護師を下す。
できるだけ現場近くに降ろす。
しかし、その場所では、
患者収容にストレッチャーが近づけないときは、
あらかじめ決められたランデブーポイントに移動する。

私、佐々木研修医、ナースの順番で外に出た。
救助現場活動になるので、
ヘルメットをかぶって下りた。
(続く)


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