顔面外傷にサンダーバード作戦

2017年02月23日 18:06

午前中に胸痛の現場出動。
午後の要請は、交通事故現場からだった。

ヘリ番は、私と佐々木研修医。
佐々木研修医は東京生まれ。
東京医科歯科大学卒業。
救急医志望だ。

道路の雪にハンドルを取られ、
スリップした。
路肩の街路灯に激突し、
運転席は大破。

119通報は
「運転席で、口から血を吐いている。
意識はある」

ランデブーポイントは現場近くにはない。
ドクターヘリが早いか、
ドクターカーが早いか、
病院から13km地点では、
判断できない。

八戸消防はサンダーバード作戦を決行した。
ヘリ番は私と佐々木研修医。
ドクターカーは近藤医師と栗原医師だ。
同時に病院を出る。
陸路と空路で北へ向かう。

先着はドクターヘリだった。
交通事故現場の海岸道路は渋滞していた。
右に青い太平洋。
その内側には、灰色の巨大な工場。
その内側にある海岸道路だった。
片側2車線は、
工場に出入りする大型トラックも余裕で走るように、
広い車線だった。
路肩工事が何か所科で行われていた。
雪が積もっている平らな路肩で、
ところどころ黒いのが見える。
そこは路肩工事だった。
事故現場の中央には赤車と白車がいた。
路肩工事の反対側の歩道には、
電柱が立っていた。
その電柱に普通自動車の運転席から右後部席がめいりこんでいた。
めり込みは激しく、運転席の屋根はなくなり、屋根の半分は変形していた。
運転席のドアもなくなっていた。
路面には、高さがあるわだちができていた。
事故車は、車道から歩道に乗り上げ、
電柱の外側に位置して止まっていた。
(続く)


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://doctorheli.blog97.fc2.com/tb.php/2515-4da3b8ce
    この記事へのトラックバック