工場で墜落事故 その4

2017年02月12日 18:52

今野部長が
第一印象をとる。
発語ない、
呼吸数早い、
橈骨動脈触れない。
鼠径部弱動脈が弱く触れる。
体は冷えている。
「ショックですね」

ヘリ番としてつなぎを着て待機中の木村医師が右手から動脈ラインをとる。
ショック状態のときに、
正確な血圧測定するには、
動脈に直接針を留置し、血圧測定することが一番信用できる。

逆の腕からは、伊藤香葉医師がも2ルート目の点滴ルートをとった、
そこに、レベルワンを接続した。
レベルワンとは、急速加温輸液輸血装置。
ショック状態で体温低下している。
冬の外気温で体温低下している。
靴下が濡れて体温低下している。
体温低下で凝固障害が起こる。
それを阻止するまたは、復温するために、
輸血や輸液を加温する装置がレベルワンだ。
「ショック進行です。
O型輸血全速力で」今野部長

血液型不明のままで開始するO型輸血が始まった。
これもドクターカー藤田医師の指示。

栗原医師と梅谷医師は
大動脈遮断バルーンカテーテルを左鼠径部の動脈から入れた。
鼠径部の大動脈の位置は、
まず超音波検査で確認する。
そして穿刺する。
(続く)


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://doctorheli.blog97.fc2.com/tb.php/2504-617e60ee
    この記事へのトラックバック