サンダーバード作戦南部町 その2

2017年01月31日 18:20

国道から青い防御服の救急隊員が走ってくる。

EC135は芝地にピタリと着地した。
機体の重量で次にわずかに、芝にスキッドが食い込む。
機体は水平に安定した。

右後ろドアが整備長により開けられた。
梅谷医師、私、工藤ナースの順に降りた。
まだ、メインローターが天井で回っている。
それぞれ救急バッグを持ち、
低い姿勢で危険域を出る。
現場までの400mを走った。

整備長は、芝のぬかるみを確認する。
この10数分あと、患者を乗せたストレッチャーが
ヘリコプターに近づくことになる。
そのときに、地面が大丈夫かどうか。
もし、ぬかるみが深ければ
予定しているランデブーポイントへ飛んで移動する。

我々が、現場に近づいたとき、
現場指揮隊長は、
トラックの運転手が挟まれているところから
救出するのを指揮していた。
マラソンで鍛えた梅谷医師は、
400mくらいの駆け足では
呼吸は乱れない。
わたしはというと、
年齢よりは、頑丈であるが、
呼吸数は30回を上回っていた。
ナースはもっと呼吸が早かった。

「隊長、ドクターヘリつきました。
どこに接触すればいいですか」
「救急車内のCPAを優先してください」
現場で活動している消防隊には、
指揮隊長がいる。
まずは、指揮隊長に指示を仰ぐ。
(続く)


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