スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ドクターカー・ジェット機 その6

2017年01月20日 18:17

若い二人の医師は階段を一つ飛ばしに駆け上がった。
早い。
今日の救急隊長は、昔スピードスケートインターハイ出場経験がある
吉田救急救命士だ。
二人の医師は、元スピードスターを追いかける。
4階に着いたのは、ほぼ同着だった。
やはり年齢の違いだ。

すさまじい外傷の男性は、顔色が真っ白だった。
呼吸数は早い。

だが、二人の医師の呼吸数も早かった。

「ショックだ」
藤田医師は宣言した。
輸液を始めた。
隊長はバックボード固定する。
酸素投与。
本来、バックボードは搬送器具ではない。
米国では、バックボードを搬送器具に使わない。
患者の体重でバックボードが折れたことがあるから。
でも、日本では、搬送器具に使えると思う。
米国人に比べて、
日本人の体重は軽い。

救急車に収容するまでが大変だった。
急な狭い階段を人力で、4階下に降ろす。

腹部から血が滴り落ちる。
藤田医師はERに置いてきたダイレクトブルーPHSに電話を入れた。
「腹部外傷、ショック、輸血と手術が必要です」藤田医師
「はい、用意します」濱舘医師

濱舘医師に今月ついているのは、
自治医大5年生の小川さん。
島根県出身だ。
救急の勉強をしたくて、
全国の施設から八戸を選び、
一か月合宿する。
(続く)


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://doctorheli.blog97.fc2.com/tb.php/2486-efe738a6
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。