移動緊急手術室ドクターカーV3出動おいらせ消防編 その2

2017年01月13日 18:27

病院正面を出たところで、
サイレンスイッチをオンにした。

国道45線を北上した。
目指すは、十和田市方面。
ただし、先行している
ドクターカー1号がどこで救急車とドッキングするかで、
ドクターカーV3のランデブーポイントも決まる。

最遠で、十和田市の南東の六戸町、
最短で、六戸町の南のおいらせ町、
このどちらかであろうと予測した。

まもなく、
八戸消防より無線が入る。
「ドクターカーV3はおいらせ消防署をランデブーポイントとする。」
「八戸ドクターカーV3了解」
上十三(かみとうさん)消防指令センターと八戸消防が相談した結果だろう。

イオンモールを過ぎて少し北に向かうと、
道路沿いにおいらせ消防がある。

ドクターカーV3はおいらせ消防にウィンカーを挙げて
速度を落とした。

おいらせ消防署では車庫の一部分を開けてくれていた。
シャッターの向こうはまぶしい光があった。
そこに、ドクターカーV3は車の頭を先頭に進んだ。

十和田救急隊とドクターカー1号がドッキングしたとういう無線が入った。

おいらせ消防では辻井指導救命士が指揮していた。
消防隊と救急隊総出で、
ドクターカーV3の尾部に、
手術室を作る。

消防隊員は、
スチール製の柱を2本、
車両の後方2mに立てた。
別な消防隊員は
柱と車両のハッチドアをつなぐ天井部分の骨組みを組み立てる。
別な消防隊は床に防水シートを敷く。
別な消防隊員は、排気管を外へ誘導する延長ホースを接続した。
救急隊員は
車両の両側に脚立を立てて、
屋根の収納箱を開ける。
中にグレーのテントが入っている。
それを引き出す。
濱舘医師は、手術器具を並べる机を組み立てた。

冬の零下の気温だったが、
消防署のシャッターが閉まっているせいか、
寒さは感じなかった。
(続く)


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