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ドクターカー2号 その3

2017年01月06日 18:38

ERから2号車庫までは遠い。
走ってゆくと、
一度は休みたくなる距離。
日ごろから、ジョギングで鍛えている彼女は、
その800mを走り切った。
2号車庫手前30mでシャッターのリモコンスイッチを押す。
車庫前にたどり着いた濱舘医師は、シャッターが半分上がったところで、
腰をかがめて車庫内に入った。
前輪右タイヤの前に、
赤いゼブラ模様の車止めがおいてある。
それを外側に除く。
ドクターカー2号エスクードの運転席ドアを開けて乗り込む。
エンジンスタートボタン押すと、
3000ccターボエンジンが心地よく回る。
そのころには、車庫のシャッターが全開になる。
無線スイッチをオンにして、
ギアをドライブに入れた。
車はゆっくり前進した。
天井の緊急赤灯を回転させて
ドクターカー2号は
いったん公道に出た。
そして、再び
病院敷地に入る。
ER前には、
藤田医師がドクターカー2号バッグを持って待機していた。
ERに横付けされたドクターカー2号に藤田医師か乗り込む。
普段のドクターカー1号では、
医師は後部席に陣取る。
しかし、医師運転のドクターカー2号とV3では、
医師は助手席に乗り、
運転している医師の補助をする。
例えば道案内、
例えば、安全確認、
例えば、前方車両にマイクで注意を促す。
例えば、消防無線対応。

道をよく知っている濱舘医師は
もし天気が良ければ
ドクターヘリが出動しているはずの
30km地点を目指して、
ドクターカー2号を出発させた。
ピーポーサイレンをならして。
藤田医師は消防無線に向う
「ドクターカー2号、これより新郷村事案に出動します」
ドクターカ2号は八戸市、五戸町、倉石地区、新郷村へと向かう。
(続く)



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