ドクターカーV3デビュー 移動緊急で手術ができる車 その2

2016年12月22日 18:25

デーリー東北に掲載されています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161221-00010006-dtohoku-l02
転載です。

八戸市立市民病院の「ドクターカーV3」が、
19日に市内で発生した水難事故で、
初めて現場で手術をした。
患者は心肺停止状態から一命を取り留め、
治療が続いているという。
手術に当たった
八戸市民病院救命救急センター所長の今明秀副院長(58)に、
運用に関する評価や今後の課題を聞いた。


 ―どのような処置をしたか。
 先に現場に到着していた消防からの情報を基に、
先発していたドクターカーに乗った医師の判断で、
V3の出動を決めた。
現場では5分ほどで手術室テントを立ち上げた。
ドクターカーV3 1

心臓と肺の機能を補う「心肺補助装置」(PCPS)を
患者に装着する処置を医師2人で行い、

1人が救急隊とともに呼吸の確認や心臓マッサージなどをした。

術後はすぐに救急車で搬送し、
病院での治療につなげた。
ドクターカーV3 3

 ―現場で手術するのは初めてだった。
 救急隊との連携は比較的良く、
医師や医療機器を管理する臨床工学技士も
無駄がなく動くことができた。
テントや照明、室内の温度などについても問題はなかった。

 ―効果をどのように考える。
 今回は患者さんが水中から引き上げられる場所が分からなかったため、
ドクターヘリではなく、
機動性の高いV3が出動した。

 心肺停止の人に関しては、
病院までの距離が勝負。
今回のケースは、
現場までの距離や状況を考慮すると、
従来の対応では社会復帰が絶望的だった。
V3が出たことで、
現場到着から17分間でPCPSを作動させることができた。
患者さんの社会復帰につながればと思っている。

 ―今後の課題は。
 V3は限られた特別な事案にしか出ないので、
使用頻度はそこまで高くない。
今は平日の日中のみの運行だが、
マンパワー不足などが克服できれば、
稼働時間の拡充も考えられる。
デーリー東北新聞社
・・・・・・

現場到着後に、手術室テント立ち上げに5分。
患者を手術室に誘導してから、手術を開始し
PCPSが確立されるまで12分。

合計、ドクターカーV3が現場到着から
PCPS確立まで17分です。
早いです。

この早さが、
患者の救命と後遺症削減につながればいい


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