北に南に2機 その2

2016年10月27日 18:40

9時37分EC135は消防の誘導で三戸中央病院に着陸した。
男性を乗せた救急車はまだ来ない。
患者は、三戸病院からの転送ではない。
自宅発症の急病だ。
着陸して1分半、
救急車がサイレンを鳴らして
三戸中央病院駐車場に到着した。
整備長が右後ろのドアを開けてくれた。
木村研修医、私、看護師の順で機外に出た。

3人は2m先の白い救急車に近付く。
救急隊員がこちらと言って、手招きする。
私は左前スライドドアから、
木村研修医と看護師は後ろハッチドアから救急車内に入った。

男性は半坐位でいた。
顔色は良くないが、
冷やせはない。
胸痛は少し落ち着いたという。
糖尿病、高血圧、喫煙、45歳以上男性、と
急性冠症候群の危険因子は揃っていた。
このような場合に過小評価はまずい。
心電図12誘導を見た。
陰性Tが、V3-6にある。
心筋梗塞に典型なST上昇はない。

聴診で呼吸音に異常ない。
貧血ない。

右室心筋梗塞はないはず。
ニトログリセンリンのスプレーを2回
口の中に行った。
右室心筋梗塞ある患者にニトログリセンリンのスプレーすると血圧が低下する。

このころ、七戸町の山岳地帯で、
山菜採りの高齢者が遭難から発見された。
衰弱していたので、
八戸市立市民病院へ転送依頼とドクターヘリ要請が入った。
重複要請のため、CSは青森ドクターヘリを推薦した。
青森ドクターヘリは数分後に離陸した。
(続く)



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