救命救急のディシジョン・メイキング

2016年06月13日 18:27

八戸市立市民病院救命救急センターで
医学書籍を出版しました。
今度は教科書です。
「救命救急のディシジョン・メイキング」
医師向けです。
みんなで翻訳しました。
八戸市立市民病院救命救急センター現役とOBで
37名で翻訳したものです。

内容紹介します。
「Decision Makingここにあり」
●君はできるか
救急外来に押し寄せるおびただしい患者。
さまざまな傷病,緊急度の救急患者に適切な初期診療を行う。
複数患者の初期診療に同時に対応し,
その中から優先順位を判断する。
Decision Makingをする。
救急外来で起こる突発的な急変対応でも
焦らない,おびえない,自信をもつ。
重症患者へは初期診療だけではもちろんすまされない。
初期診療から集中治療まで一貫して診る。
ICUで待ち受ける合併症,
予想された危機的状況でも,
多職種と連携・協力し良好なコミュニケーションのもとで
リーダーシップをとる。
私は君に問う。
自分の少ない経験則で診療していないか。
最新のエビデンスにもとづいた急性期の医療を心がけているか。
仕事は忙しく充実しているが,
何か大事なことを犠牲にしていないか。
on/offはあるか。
分厚いICUブックは本棚にあるけど飾りになっていないか。
そう,君たちはいつまでたっても不安を感じているはずだ。

●不安解消
その答えは,本書にある。
本書は適度なボリュームで一項目を簡単に通読できる。
目次をみて選んで読める。
翻訳本にありがちな時代遅れの本ではない。
研修医が病態から学びたいときに役立つ。
後期研修医が読んだ,
あるいは読めなかったICUブックの代わりになる。
指導医が診療で迷ったとき,カンファレンスでコメントするときに役立つ。

●内容充実
目指すのは「これからの救命救急医療Emergency Critical Care」だ。
内容は次のとおり。
動脈圧モニタリングでどこまでわかるのか。
集中治療で指針となる超音波検査のプロトコルは何か。
肺の超音波を知っているか。
肺の集中治療は人工呼吸器と体外式膜型人工肺(ECMO)。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)から肺塞栓までの治療を教える。
心不全と心原性ショックの治療,さらに心停止後の管理まで。
中枢神経系は話題の脳梗塞治療,てんかん重積をしっかりと。
敗血症の昇圧薬と抗菌薬の使い方を根本から。
急性腎傷害(AKI)の治療法は?
副腎不全,甲状腺機能低下,血糖異常の救命救急治療。
よくあるアルコール離脱とは。
低体温症と溺水を救う。
毎日使えるせん妄と鎮静薬の選択。
救急での緩和医療を知っているか。
そして重症度予後判定まで教える。

●定価9,000円
この内容とボリュームで1万円を切る。
値段が安いので,自宅と病院と2カ所に買っておける(度忘れしても大丈夫)。
値段が安いので,後輩の国試合格祝いにプレゼントできる
(すべて知っているようにみられて尊敬される)。
値段が安いので,ICUナースステーションにプレゼントできる
(そしてこっそり自分で利用します)。
●推薦
洋書ランキングでベスト10(執筆時)!
デシジョンメイキング (358x500)

翻訳者:全て八戸救命現役あるいは卒業生37名

濱舘香葉。橋本修嗣。光銭大裕。昆祐理。原純。安藤美穂。
坂本拓矢。明石卓。高田忠明。吉岡隆文。新美大祐。軽米寿之。
安部智大。吉村有矢。丸橋孝昭。齋藤祥子。近藤英史。
木村健介。貫和亮太。和田浩太郎。長谷川将嗣。角田洋平。
村田信也。藤田健亮。大野彰子。山内洋介。勝田賢。東晶子。
栗原祐太朗。梅谷一公。小野寺隆太
吉岡勇気。河野慶一。千葉大。今野慎吾。野田頭達也。
今明秀。


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