スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

出動先から心電図送信 その3

2016年06月09日 18:53

暴れる原因が、胸痛なら
麻薬使って痛みをとればいい。
暴れる原因が不安なら
鎮静剤を使えばいい。
根本に病気を見失わなければ、
気道の管理をできれば、
現場で必要な麻薬と鎮静薬を使う。
それが救急医。
時に、現場で麻薬を使い、
病院に到着したときに、
正しい診察ができないことがある。
意識判定や痛みの場所の特定、
血圧の判断ができないことがある。
しかし、そんな判断、診断は現場で救急医が正確に下している。
その判断が病院での診察に使われる。
我々の判断は概ね正しい。

整備長が室内通話で話しかけて来た。
「暴れる患者はヘリコプターに乗せられません」
患者が後部席で暴れると、安全飛行ができない。
不安げな声だ。
「大丈夫、きちんと鎮静しますから」
「おねがいします」

14時13分着陸態勢に入ったEC135から、
白い救急車が見えた。
屋根に三戸3大きな文字が書いてある。
一足先にランデブーポイントに着いたようだ。

赤車の消防隊に誘導されて、
EC135は着陸した。
整備長が先に左前ドアから降りる。
そして、左後ろドアを開けてくれた。
われわれは自分でドアを開けない。
整備長が着陸地点の安全を確認して、
救急車の止まっている方向を確認して、
都合のいいドアを1枚開ける。
後ろに乗っている我々は、一つのドアから外へ出る。
まず私が出た。
ドアからまず顔を外に向けて前方向に出る。
右足を地面に、左足はスキッドにかけて、
顔をヘリ内にむける。
後ろ向きになる。
救急バッグを持って、
救急バッグが狭い入口の突起物に引っかからないようにして、
バッグを外へ出す。
(続く)


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://doctorheli.blog97.fc2.com/tb.php/2376-68b59420
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。