スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

V3不発 その3

2016年02月07日 18:12

道路は雪ででこぼこ。
緊急走行であったが、スピードは出せない。
DSCF9895 (500x281)

右にロマンパークが見えた。
すでに、着陸支援のポンプ車の影はない。
天候は雪。
やっぱり、ここに着陸は不可能だった。

ウーウーサイレンは、山道を上がる。
川村隊長が後ろに伝えた。
「あと6分でドッキングです」
周囲の道路の雪の高さが違う。
各家で持っている、除雪機が活躍しているのが見えた。

「川村隊長、
患者が低低温症による心停止であれば、
ドクターカーV3を出します。
その判断は、患者接触してすぐに
私が決定します。」
「了解、ランデブーポイントはどこにしますか」
「六戸消防でおねがします。
念のため、根回しおねがいします。」
川村隊長は、消防指令課に準備の無線を入れた。
わたしは、携帯電話でダイレクトブルーを鳴らした。
「はい、ダイレクトブルー濱舘です」
「ドクターヘリ今明秀です。
陸路、十和田湖、焼山で向かっています。
男性はCPA。
偶発性低体温症であれば、
復温、蘇生目的PCPSを行う。
ドクターカーV3の用意をしておいて。
要請は患者接触してから決める」
「はい、わかりました」濱舘

赤車はあらかじめ決められた酒屋さんの店先の
狭い駐車スペースに停車した。
ちょうど、酒屋さんの主が除雪ブルドーザーを操作しているところだった。
川村隊長は事情を説明した、
赤車は狭い駐車スペースに停車した。

1分後、救急車がピーポーサイレンで近づいてきた。
赤車の後ろに停車した。

9時14分私が左側面ドアから車内に入る。
ナース2名は後ろハッチドアから車内に入る。
(続く)


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://doctorheli.blog97.fc2.com/tb.php/2295-ca81062a
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。