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ダイレクトに心臓カテーテル室 最終

2016年02月01日 18:05

14時36分八戸市立市民病院着陸。
伊藤研修医は、先ほど採血した血液試験管を持ってERに走った。
血液検査を至急で開始するため。
藤田医師たちは、
ヘリポート玄関内で患者のストレッチャーに乗せ換えた。
整備長は次の出動に備えて、ヘリストレッチャーのシーツを新しいものに変えて、
ヘリコプターに収容した。
私と、工藤ナースは、患者に付き添って心臓カテーテル室へ移動する。

循環器医師とME、放射線技師は心臓カテーテル室で、
着替えを済ませて待ち構えてくれていた。

患者は、血管造影装置の台に移される。
心臓カテーテル室には、中央に患者の寝る台、
その奥に、10台くらいの各種モニター。
手前に、カテーテル治療を行う広いスペース。
このスペースに医師とMEがいる。
さらにその手前は、
放射線を通さないガラスで仕切られて、
放射線操作機械が並ぶ。
壁には、数えきれない、特殊治療器具が並ぶ。

患者の鼻に酸素が流された。
ERナースが循環器医師に話かけた。
「ご家族が到着しました」
循環器医師は、ERナースとともに、席を立った。
家族に治療の説明をするために。

心臓カテーテル室では、てきぱきと準備が進んだ。
・・・・・
翌日、私は顔色が回復した男性と話した。
救命救急センターに入院中の男性は、
私が昨日ドクターヘリで運んできた患者。
「ドクターヘリの今明秀です。
胸の痛みはどうですか」
「おかげさまで、すっかり治りました。
ありがとうございます」
「どういたしまして」

ダイレクトに心臓カテーテル室  完





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