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足跡 後編

2016年01月22日 18:29

消防隊が同時に出動していれば、
道案内をしてくれる。
だが、今晩は道案内人がいなかった。。
5件の家を見渡したが、
救急隊の気配はしなかった。
どの家だろうか。

ドクターカードライバーは私は右往左往しているのを見て察した。
ドライバーは八戸消防に無線を入れた。
「どの家かわからない。住宅の世帯主名は、
または、隊員1名外に出てほしい」
表札を見て患者宅を見つけるか、
救急隊員が迎えに出るかだ。

真っ暗な空から白い雪が横向きに吹く。
吹雪は治まらなかった。

ふと、足元を見ると、
白い雪に足跡がたくさんある。
複数の人間の足跡が、
雪の上に残っていた。
全ての足跡が同じ方向に向いていた。
救急車から一つの家に向かっていた。
「あっつ、この足跡は救急隊のものに違いない」

だとすれば、傷病者宅は、あの家だ。

足跡をたどり、私は雪道を歩く。
一件の家の玄関ドアを開けた。
すると、男用の黒い長靴が3足あった。
救急隊の物だ。
私は、その横に、自分の災害靴を脱いだ。
玄関に上がり、
右へ進むと、
救急隊が患者を観察中だった。
直ぐに、私はその輪の中に私は入った。
「ドクターカーただ今到着しました」

足跡 完


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