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元日の第一出動 その3

2016年01月11日 17:33

午前10時16分
○○町消防に救急要請。
「帰宅した妻が夫が倒れているのを発見」
救急車が1台、雪道に出動した。

10時21分。
救急車は現場、自宅に到着した。
右麻痺、意識障害。
隊長は脳卒中を疑いドクターヘリ要請をした。
八戸ドクターヘリの機長は、朝のフライトで北方面の天候が思わしくないことを目で
確認していた。
CSと機長の協議が行われた。
インターネットや消防の情報を材料に、
現場まで行けるかどうか。
機長は決断した。
出動。
10時32分離陸。
曇り空の八戸を出発する。
北に40km。
高度400mは、北に向かうにつれて
西の雲が近くになる。
今日は、西の空は真っ白だ。
八甲田山は見えない。

「機長、現場まで行けますか?
無理なら、ドクターカーを走らせます。
サンダーバード作戦できますよ」私
「はい、これくらなら、
すこし速度を落として、
大丈夫です」

10時43分大きな湖近くの駐車場にEC135は着陸した。
救急車は先着。
私と、長谷川医師、工藤ナースは救急車内に入った。
呼びかけで目開く。
言葉は不明瞭。
左に麻痺がある。
目は右を見つめている。
血圧は150.
血圧はそれほど高くないが
脳卒中だ。
血糖は167で低くない。
首を持ち上げてみた。
首が硬い。
くも膜下出血を疑う。
でもくも膜下出血では、片側に麻痺が出ることは少ない。
脳出血が髄液に流れているのだろうか。
ERに運んでCT検査が優先された。
「収容は八戸ER!だよ、隊長!」
その声を聴いて。
隊長は外に待機していた整備長に伝えた。
「収容は八戸ERです」
(続く)


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