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またも日没前岩手県北に出動 その3

2015年12月15日 18:41

EC135は県境にそびえる階上岳を右に見て、
ハワイまでつながる太平洋を左に見てDSCF9454 (500x281)

高度500mを南に飛んだ。


無線は、全国共通波にしてある。
アッと言う間に久慈市上空だ。
DSCF9456 (500x281)

そして、
さらに南へ、
野田村が見えた。
東日本大震災の津波被害が大きかった村。
あの津波で壊れた堤防が新築されていた。

リアス式海岸を下に見て、
南へ飛ぶ。
○○村が目的地だ。

さあ、後は時間との勝負。
現場観察をてきぱきして、
あっという間に、EC135に収容する。
直ぐに離陸する。
現場活動時間は、5分を予定した。
と言う作戦だったが・・・・・

ランデブーポイントには、救急車が到着していない。
無線情報では
今、現場を出発したばかりだという。
こちらへ向かっている途中だと。

ドクターヘリ要請から25分経過しても。
患者を乗せた救急車はまだ到着していない。
僻地の宿命なのか。
それとも解決法があったのか。
ランデブーポイントをもっと患者発生場所近くにすべきではないか。
と言う意見もある。
そんなことを思ってもその連携がまだ確立できていない。
岩手県北消防との
打ち合わせはしたことがない。

八戸ヘリは素早い。
ここから近い。
この速さに慣れていないのだろう。
だが、これが
日本のドクターヘリの速さだ。
高度300mで救急車が到着するまで
まだまだ、時間がかかることを知った。
機長、整備長と我々は、
落胆した。
ひょっとしたら、救急車が現場出発まで、
処置が多くて手間取ったのかもしれない。
陸上では必死に救急車が走っている。

「機長、われわれだけ降ろしてください。
患者を診察した後で、
救急車で病院へ運びます。
着陸後にドクターヘリは帰ってください」
「はい、了解」
EC135は高度を降ろした。
広いグラウンドに着陸した。
防災ヘリが着陸するには
これくらいの広さが必要だ。
EC135ならもう少し狭くても着陸できる。
もっと、現場近く着陸地点はなかったのだろうか。
我々はそう思った。
1台の赤車に見守られて八戸ドクターヘリは高度を降ろした。
(続く)


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