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CTとドクターヘリとビートルズ その3

2015年11月30日 18:38

CT結果が同じく、
電子カルテに映し出される。
私の勘はさらに当たった。
膵臓が腫れていた。
そして
胆管に胆石らしき小さな影があった。

私は、患者と娘に尋ねた。
「入院が必要です。
一日二日ではすみません。
五戸病院内科か八戸市立市民病院か
あるいは、別の病院か、
希望がありますか?」
「おまかせします」と
わたしは、
五戸病院の内科医師に相談した。
「重症なので八戸市立市民病院救命救急センターでおねがいします」と返事だった。

わたしは、
内科外来ナースに指示する。
「おそらく転送です。
八戸へ。
今検査したCTの画像を八戸に持って行く準備して頂戴。
CD保存して頂戴。
血液検査結果はコピーして頂戴」
看護師は動いた。

私は、八戸ERに電話した。
「午前2時突然発症の、急性膵炎、
胆管結石もある。
腹痛が強い。
ドクターヘリ出動で転送したい」
「はい、わかりました。少し待ってください。
CSに天候を含めて聞いてみます」
15秒後
「はい、五戸方面は飛べますよ」
「わかりました。今から転送準備します。
五戸消防に電話を入れます。
消防からのドクターヘリ要請を待ってください」
ゆっくりペースの内科外来が急にあわただしくなった。
看護師は、バイタルサインをとる。
輸液のスピードを速くする。
看護師に指示した
「119通報して頂戴。
患者転送。
急性膵炎。
八戸市立市民病院救命救急センターへ。
ドクターヘリ要請して」
「はい、わかりました」

紹介状を書く。
五戸救急隊が到着した。
患者を救急車に収容する。
私と、ナースが紹介状とCT結果を持って、
少し遅れて救急車に乗り込む。
五戸病院にはヘリポートがない。
車で5分くらいの。
公園駐車場をいつもランデブーポイントに使っている。

サイレンを鳴らして救急車が五戸病院を出発した。
(続く)


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