ドクターカー独り立ちはサンダーバード作戦

2015年11月21日 19:42

北海道では初雪が里にも降った。
北東北では、遠くの山の頂は白いが、
里では紅葉がまだ残っている。
最近、気温が下がってきた。
夜は5度。

今日は、ドクターヘリ当番は、
私、栗原医師、加藤ナース。


院内では
病院前外傷救護講習会JPTECが開催されている。
この講習会が国内に普及したおかげで、
防ぎ得た死が減ってきた。

寒い空の下で、
事故車両に閉じ込められて傷病者を救出する訓練が行われていた。

JPTEC講習会とは別に
救急隊は日常業務で頑張る。
講習会開催に関係なく
容赦なく救急要請がはいる。

要請は15時。
岩手県北で、
「林業男性が太い木の下敷き。
救急隊は現着までまだかかる。
救出に時間を要する見込み。
八戸ドクターヘリ出動できるか」

天候は雨。
岩手県との県境にそびえる
階上岳の西側には低い灰色雲がある。

CSは出動の可否を機長の判断に委ねた。
機長は、
空の色、
雲を目視する。
階上岳は見えている。
全部ではないが。
天気図、風、
雨量を調べる。
インターネットで。
総合評価する。
岩手県ドクターヘリは、
矢巾ヘリポートから県北まで飛ばなくてはいけない。
悪天候を長距離飛行となる。
山岳地帯の雲が厚く、
出動できなかった。
その代りに、
要請が八戸に回ってきたのだった。
「途中帰投の可能性はあるが、
海岸側を飛んでみよう。
出動できる」
機長の判断。
太平洋でつながる同じ気候の街。
行けるような気がする。
(続く)


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