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事故の前に意識がなかった

2015年11月15日 18:24

内因性疾患が先行した交通外傷の検討
日本救急医学会で発表したものです。
発表者は
濱舘 香葉医師

内容は

内因性疾患が先行した
交通外傷の
医学的報告は少ない

内因性疾患が先行した
交通外傷の
特徴について検討した

2012年1月1日〜2014年12月31日
当院ERを受診した
交通外傷患者 
2297例を調査した
運転手は1292名。
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内因性疾患先行の定義
ER診療録に内因性疾患先行の記載のあるもの
入院後内因性疾患先行が判明したもの
居眠り, 飲酒, 自殺企図は除外

内因性疾患先行の交通外傷は運転手の4.6%もあった。
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内因性疾患先行は高齢男性に多い
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運転手が傷病者の場合
交通事故の29%が歩いてまたは自家用車で受診していた。
内因性疾患が先行する交通事故の
7%は歩いてまたは自家用車などで受診する。
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脳血管障害, 痙攣が半数を占める
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内因性先行でも重症外傷は増加しない
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入院, 死亡例が多い
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ケガが軽くても
内因性の病気が重く入院になる

病気による死亡も含めると、
死亡率が高くなる
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これまで内因性疾患による交通事故は, 運転者の0.89%
原因として心室細動, 中枢神経疾患が多い
日救急医会誌 2006;17:177−82

急病による事故は交通人身事故全体の0.03−0.04%
男性・高齢に多い
死亡率は5−10倍以上
原因は中枢神経疾患, 心疾患, てんかんなど
-財団法人交通事故総合分析センター 平成22年度研究報告書

職業運転者では脳疾患, 心疾患に起因する事故が多い
-自動車運送事業用自動車事故統計年報 平成25年

結論
 内因性疾患が先行した交通事故は運転者の4.6%
 内因性疾患を意識した診療が大切


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