山形メディカルラリー参戦記 その6

2015年10月23日 18:16

ステージ1 「リアルモンスト」 (救急隊先着)
救急隊:木村隊長 坪救命士 近藤(設定は救命士)
ドクターカー:山内医師 ステージ応援看護師
交通事故が発生し、多数傷病者がいると通報があり、
救急隊が出動要請となった。
現場には車両が2台。
道路には人が一人倒れていて、
周りに2名の人がいて助けを求めていた。
警察官がいて、現場を管理していた。
木村隊長は坪救命士、
近藤(救命士)に現場の安全と傷病者捜索を指示するのと同時に傷病者が多いと予想し、
応援とドクターカーを要請した。
近藤(救命士)は少し離れた車の運転席に負傷者を発見。
坪救命士も少し離れた場所にもう一人男性が倒れているのを発見した。
まだドクターカーは到着していないため救急隊3名に対して負傷者は5名。
救助者に対し、負傷者が多いと判断した木村隊長は
START法でのトリアージを指示。
道路に倒れている負傷者は黄色、その周りの2名は緑、
離れた車内の負傷者は呼吸で赤、
離れた道路に倒れている患者は循環で赤だった。
STARTトリアージが終わったところで
ドクターカーの山内医師と応援看護師が到着。
木村隊長は緑の負傷者を一つに集め、
治療・搬送の優先順位を決めるためにPAT法でのトリアージを指示。
坪救命士が道路に倒れている黄色タッグ患者を観察。
頭部に外傷があり、歩行不能だった。
近藤(救命士)は離れた車の車内の赤タッグ負傷者を観察。
胸部打撲があり、呼吸音左右差あり、
皮下気腫あり、頸静脈怒張があり緊張性気胸であった。
離れた場所に倒れていた負傷者は、
山内医師がFASTで心のう液を確認し心タンポナーデと判明した。
これらの情報を持ち合いチームで協議。
木村隊長は、「山内医師はまずB・Cの異常の緊張性気胸をまず処置してもらい、
その後Cの異常の心タンポナーデの処置をしてください。
救命士は黄色の患者の継続観察と山内医師の補助をしてください。
処置が終わったら、緊張性気胸は脱気できれば状態は安定するだろうから、
心タンポナーデ負傷者の搬送準備をします」。
山内医師は応援看護師を引き連れ緊張性気胸負傷者に接触。
すばやく気胸側の第5肋間からドレーン留置をおこなった。
負傷者のバイタルは改善。
山内医師がその後心タンポナーデ患者に接触し、
ラリーポイントから心のう穿刺を行い負傷者の循環は改善した。
しかし、そのころ黄色タッグの患者の意識レベルが急激に低下。
頭部に外傷があったため、
頭部外傷による意識レベル低下と判断した木村隊長は
「意識レベル低下しています。
山内先生診察してください。
緊張性気胸、
心タンポナーデは安定しているため、
救命士2人は頭部外傷の搬送を優先してください。」
山内医師診察。
低血糖はなく意識レベルの急激な低下から切迫するDと判断し経口気管挿管を行った。
その後、バッグボードに固定し搬送準備をしているところでタイムアップとなった。

負傷者の把握やトリアージ、
治療、搬送の優先順位をしっかりつけシナリオをこなすことができた。
現場から少し離れていた患者は、
事故に巻き込まれた中学生であることが後のシナリオ説明で判明した。
確かに中学生の装いで、
近くに中学校の名前のバッグが落ちていたが
われわれチームは気付かなかった。
得点:ST1~59点(最高68点・最低17点・average51点)
(続く)


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