歩いて受診した心タンポナーデ その2

2015年10月04日 18:16

床に倒れていた男性に接触する。
腕は曲げて、足は突っ張っていた。
発語なし、閉眼したまま、
除皮質硬直だ。
数秒後、筋鈎直がとれた。
呼吸ない、頸動脈触れない。
心停止だ。
CPRが待合室で開始された。
2分間のCPRで次にチェックパルス[頸動脈を触る]した。
今度は頸動脈が触れた。
看護師はバックボードを持って来た。
男性はバックボードに乗せられて、ERに入る。
血圧100,脈拍120、呼吸数28回、意識GCSE3V3M6,SpO2100%.。
開眼した。
会話ができる。
奇跡的だ。

原因検索を開始する。
そして、同時に治療を開始。

心肺蘇生後で血圧はOK。
酸素マスクを使う。
ルート確保して昇圧剤を開始する。
心電図モニタを開始する。
超音波検査をする。
心電図12誘導検査をした。
動脈血の血液ガス分析をする。
胸部レントゲン検査をする。
これを、
ショックのサルも聴診器と言う。
酸素,ルート確保、モニタ、超音波検査、心電図12誘導、胸部レントゲン。

頸静脈が腫れていた。
顔色が悪い。

超音波では心嚢に水が溜まっている。
心嚢液ありだ。
バイタルサインは、昇圧剤を使って、
血圧70
心タンポナーデによるショックだ。
「心嚢穿刺しますよ」吉村医師
(続く)


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