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8回要請7回出動 その5

2015年09月11日 18:47

第5フライト
 高校生も熱中症になるくらいの気温である。
高齢者にはつらい気温である。
そしてDrへりスタッフも脱水気味になってきている。
そんなことを考えながら三沢から八戸への帰路の途中の
12:14Dr南郷からヘリ要請。
「ペースメーカ植え込まれているかたの呼吸苦。
発汗著明」
Drヘリはランデブーポイントの南郷・島守中学校へ進路を変えた。
12:22島守中学校到着。

 患者はBP114/58 HRは60のペースメーカー調律。
接触発汗はなくなっていたがRR30、
SPO2 100%(O2 10L)であった。
呼吸音には左右差なく、
Wheeze、ラ音は聴取しない。
皮下気腫なく、頚静脈怒張なく、
胸部圧痛もない。
エコーでも心臓の動きは良く、
心嚢液もなく胸水もない。
救急隊接触時roomでSPO299%だったが
呼吸苦を訴えていたため
酸素リザーバーマスク10L開始となった。
確かに患者さんは呼吸苦を訴えている。

 現場では確定診断には至らなかった。
呼吸困難とは低酸素血症だけではなく、
呼吸にまつわる不快感すべてを指し、
低酸素血症がないからといって重症な疾患ではないとはいえない。
この患者さんはペースメーカーを入れなければいけないような
心疾患の既往もあるリスクの高い患者である。
病院に搬送し精査が必要だろうと考えDrヘリ搬送となった。

 島守中学校は救急車がDrヘリに横付けできない状況であり、
炎天下の中レスキュー担架で患者を運びヘリ内に収容した。

 12:40当院到着。
ERドクターにより呼吸困難の精査が開始された。
ERはDrヘリの患者だけでなく、
Drカー、救急車、Walk-inの患者で
盛況になりつつあった。

覚知 12:00
ヘリ要請 12:14
当院離陸 
現地着陸 12:22
現地離陸 12:37
当院着陸 12:40
(続く)


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