大動脈痛 追加2

2015年08月14日 18:30

大動脈痛の患者を青森県病に収容した八戸ドクターヘリは
患者なしの状態で青森市を離陸
八戸へ向かう。
久しぶりに空の帰還だ。

青森市の東にそびえる東岳を右に見て歩行する。
高度400m。
それから野内川に沿って山に入る。

みちのく有料道路料金所 (500x333)
野内川の沢沿い走るみちのく有料道路。
ドクターヘリは日没後に飛行する事もある。
例えば、青森県病に日没ぎりぎりに患者を収容して、
その帰りは、夜間照明の県病ヘリlポートを離陸、
暗い山を道路の明かりと月明かりで飛ぶ。
そんな、夜間飛行時にみちのく有料道路の街灯は心強い。

みちのく有料道路トンネル (500x333)
みちのく有料道路は峠を通らない。
一番の難所はトンネルで通過する。
トンネルを通過し、
七戸側に道路が出ると、
今度は坪川に沿って道が走る。
今から約30年前、
みちのく有料道路のトンネルで交通事故が起きた。
出張移動、車移動中の医師だった。
死亡した。
ドクターヘリがない時代。

野辺地町烏帽子岳 (500x333)
山岳部を東に進む。
今度は、北側に、目立つ山が見える。
烏帽子岳だ。
野辺地町の山。
野辺地町の町歌に出てくる。
平安時代の貴族がかぶっていた烏帽子に形が似る。
野辺地町には、青森県ドクターヘリが一機の時代はよく飛んだ。
バレーボール中に脳梗塞になり、
八戸へヘリコプターで運び、
tPAを注射した。
元通りになった若い女性を思い出す。

七戸街 (500x333)
山岳部を過ぎるといきなり緑がきれい。
七戸町だ。
七戸町には八戸ドクターヘリがよく出動する。
これまで70回。
七戸らしい。
七戸町には美人伝説がある。
「てんまのみよこ」という。
明治の実在の美人だと。
八戸市立市民病院救命救急センターの元看護師長に
ほぼ同じ名前の看護師がいた。

七戸街牧場 (500x333)
七戸町の緑は馬の牧場。
第七牧場が七戸の由来。
織田信長の時代に、
北東北は良馬の産地だった。
他より大きな背丈の馬が育った。
山内一豊が高知城主出世するまでに、
重要な役割をしたのが、
北東北産の馬。
妻千代は、一豊のために
嫁入りの時持参した金貨を全部使い、
大きな馬を買った。
その馬に山内一豊が乗り、
織田信長の出陣式の馬揃に参加した。
信長その馬の立派なことをほめた。
そして、一豊は信長のお気に入りとなった。
高知城は、八戸救命の卒業生
吉岡勇気医師
吉岡隆文医師
のふるさと。

八戸は第8牧場だ。

八戸馬淵川 (500x333)
七戸町を越え、左に太平洋が見えると
八戸市だ。
最初に見えるのが
大きな馬淵川だ。
上流は岩手県二戸市。
二戸市・三戸町・八戸市と川が流れる。
二戸市には八戸ドクターヘリが第一選択にしてほしいが、
現実には県境があり、
そうはいかない。
数年後には、実現するはず。
これまで、ドクターヘリについての問題点は、
県庁の正しい判断が出るまで数年かかっている。
必ず待てば正解になる。
待つしかない。
それぞれの県庁の建前があるから。

八戸市スケート場 (500x333)
八戸市内に入ると、目立つのが
長根スケートリンクだ。
今どき珍しい
屋外スケート場だ。
第一回冬季国体スケート大会はここで開かれた。
古い歴史がある。
もうすぐ屋内国際スケート場に生まれ変わる予定。
県営でも国営でもない市営だ。

八戸市新井田川 (500x333)
馬淵川とならび大きな川
新井田川を超える。
2011年の津波では、
この川を津波が上がって来た。
八戸市立市民病院はこの新井田川の近くにある。
浸水の危機感を持った八戸ドクターヘリは
高台の飛行場に避難した。

八戸市新井田の住宅街 (500x333)
いよいよ病院に近付く。
新井田住宅街の上空だ。
八戸ドクターヘリは年間500件近く出動する。
周辺住民の理解で
騒音苦情は少ない。
機長は住宅街の飛行ルートをなるべく避ける。
また低空で住宅街を飛ぶときは
エンジン音を気にしてスロットルを調節する。
EC135は騒音が少ない機体だ。

着陸態勢に入ると、カメラ撮影は禁止だ。

この後、ドクターヘリは八戸市立市民病院に着陸した。

写真の右隅の黒いしみはデジカメのシミです。
ご容赦ください。

大動脈痛 追加 完


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