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結婚式前の父親 その3

2015年05月21日 18:26

私は、チェーンソー挫創の男性の処置を救急車の後ろで終えていた。
救急車に無線が入った。
「五戸町で胸痛、冷やせに出動している。
八戸ERを選定」
五戸救急隊からの無線は消防八戸へ向けられたものだった。
南部町救急隊の救急車に乗って入る私はそれを傍受した。
無線に割って入る。
「八戸ドクターカー今明秀より、消防八戸。
五戸事案に、ドクターカー必要なら、この場所から二次出動できます。
南部町の外傷患者の初期治療は終わりました。
連絡ください。どうぞ」
「少し待て」消防八戸司令課

ドクターカードライバーのこの無線を傍受しているはず。
救急車の後方を通常走行で走る八戸ドクターカードライバーは、
心の準備をするはずだ。
「八戸ドクターカー出動、五戸お願いします」消防八戸司令課。
隊長は、「救急車の停車、待機」
機関員はブレーキを踏んだ。
この無線を聞いた、八戸ドクターカードライバーは
赤色灯のスイッチを押した。
サイレンをけたたましく鳴らして、
遥か後方から南部隊救急車に追いつく。
私は、南部救急隊の隊長にこの後の観察点と注意点を伝えた。
救急車は国道4号線の路肩に停車した、
後ろのハッチドアのカーテンの中央から少し開けた。
サイレンとともに、八戸ドクターカーは救急車の後ろにぴたりと停車した。
わたしは、チェーンソー顔面外傷の患者に事情を話した。
男性は承知してくれた。
救急車から降りる。
後ろのドクターカーに乗り移る。
わずか、1分くらいの間に、
ドクターカードライバーは二次出動事案に対して、
カーナービのスイッチを押して、
向かうべき道路を選択した。
「五戸方面です」
(続く)


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