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結婚式前の父親

2015年05月19日 18:37

さくらんぼの木の枝の手入れは梯子に上って、
チェーンソーを使う。
男性は早朝から作業中だった。
風のせいか、斜面のせいか、男性はバランスを崩した。
そして、チェーンソーを握ったまま、
地面に墜落した。
突然のことで、男性はチェーンソーのスイッチを切れなかった。
墜落で腰が痛んだ。
次に地面に墜落した男性の顔にチェーンソーがぶつかってきた。
回転するノコギリ歯は男性の頬の肉をそぎ落とした。
顔面からの出血は多い。
血流が豊富なためだ。
手で押さえたが、出血は止まらなかった。
午前7時17分男性は119通報した。
八戸消防は直近の救急車を出動させた。
男性は出血が止まらないと言う。
ドクターカースタンバイは午前8時から。
ドクターヘリは8時半から。
ドクターカーのドライバーの出勤時間次第で、
スタンバイ前の午前7時台の時間でも、
出動できることがある。
7時28分八戸消防司令課はドクターカードライバーのPHSに電話した。
「出動できます」ドライバー
救急隊は7時31分果樹園の現場に到着したところだった。

同時刻、八戸ドクターカーは前夜から当直していた私を乗せて
八戸ERを出発した。
ドクターカーは国道4号線を南下する。
同じ国道を救急車は少し遅れて北上し始めた。

ドクターカーが13km走った地点で、
ドクターカーと救急車はドッキングした。
私は、救急車の中に乗り込んだ。
救急隊の処置がよく、頬の出血は止まっていた。
脈拍が速かったので、15から30%の出血量と推定した。
750mlから1.5Lに相当する。
輸液を開始することにした。
まず、隊長に救急車を八戸ERに向けて出発させることを頼んだ。
走りながら他の出血源を探す。
超音波では問題なし。
救急車はサイレンを鳴らして進んだ。
(続く)


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