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電車対車

2015年05月08日 18:34

ドクターヘリ通信司令室では、消防無線を傍受しています。

下田駅近くで、車と電車の衝突事故発生。
この情報に、CSは反応します。
無線で、医師、機長に一報を入れるのです。
私の腰に下げている
携帯無線機機から声がする。
出動要請がかかる可能性大だから。

八戸消防から、まもなく、ドクターヘリ通信司令室のホットライン固定電話に第一報が入ります。
「事故の詳細は不明。救急車と救助隊、警防隊を向かわせている。」
3分後に、ドクターヘリホットラインがなります。
救急隊は現場にまだ着いていないが、
事故状況より、ドクターヘリ出動要請です。
天候は晴れ。
先ほどの、第一報で、ドクターヘリは、格納庫から出され、
ヘリポートの中央に駐機しています。
私たちは、まず、ドクターヘリ通信司令室へ走ります。
患者情報はそれ以上ありません。
傷病者数は1名です。
液晶モニターに写っている、
ドクターヘリのメインローターは回り始めました。

「現場出動」

ドクターヘリの右ドアから乗り込みます。
私、看護師、OJT医師の順です。

「離陸します」機長に声
EC135はダウンウォッシュをコンクリートに吹き付ける
上空の風は弱い。
あっという間に、高度200mに達した。
360度ぐるりと快晴だ。
機首が素早く北に向う。
「ランデブーポイントは下田駅南の河川敷。
救急隊は現場にまだついていません。
患者情報は追加ありません。」
CSからの無線だ。

ドクターへりは下田駅近くに接近した。
「あれですね。赤い列車と車が」機長の声
「消防も着いていますね」整備士の声

「消防八戸より八戸ドクターヘリ1どうぞ、
患者情報です。
傷病者1名がに車外にいるもよう」
「八戸ドクターヘリ1了解」

どうやら、閉じ込め事故ではないらしい。
「消防八戸より八戸ドクターヘリ1どうぞ。
傷病者なし。けが人なしです。
ドクターヘリは帰還して下さい。」
「八戸ドクターヘリ1帰還の件了解しました」整備長の声
「八戸市民病院から八戸ドクターヘリ1へ、帰還無線連絡傍受済み」
「八戸ドクターヘリこれより帰還します」
「鉄塔に気をつけてお帰りください」
「八戸ドクターヘリ1了解」

電車対車 完





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