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医師養成:7県で育てた医師定着せず

2015年04月22日 18:57

毎日新聞 2015年04月12日 より
転載です

地元の大学で養成した医師のうち、
全国7県で半数以上が他県へ流出していることが
慶応大などの研究チームの調査で分かった。

多くが千葉や埼玉、兵庫など
大都市近郊の都市へと流れたとみられる。

チームは
「大都市近郊で医師の養成率を上げない限り、
地方の医師不足問題は解決できない」と指摘する。

慶応大医学部5年の岡田直己さんらは、
47都道府県別に、
1994年から2012年までの18年間に
医学部を出て
国家試験に合格した医師の数を累計。
実際にこの間に増えた医師数と比較し、
増減を人材の移動とみなした。

その結果、養成した医師のうち他県へ
流出した割合が最も高かったのは
石川で68%。
島根、鳥取、高知、秋田、青森、山梨も含め
計7県が50%を超えた。

地方からの流入が多いと思われていた東京は、
養成数の16%にあたる医師が他県へ流出していた。

 一方、地元で養成した医師と比べたときの
流入した医師の割合が
最も大きかったのは千葉で232.3%。
続く埼玉も、養成した医師の倍以上の流入があった。
両県とも人口は多いが、
医学部を持つ大学は1校しかなく、
地方で養成された人材を吸収している構図が浮かんだ。

 岡田さんは
「医師不足は大都市近郊での対策が重要なカギを握る。
医師は地方から大都市の東京ばかりに
集まるわけではないと、
認識を改める必要がある」
と指摘する。

研究成果は、4月11日の日本内科学会総会で発表された。


<養成された医師のうち、県外に流出した割合>
(1)石川 68%
(2)島根 58.9%
(3)鳥取 56.4%
(4)高知 54.4%
(5)秋田 53.9%
(6)青森 53%
(7)山梨 51%
(8)福井 49.2%
(9)徳島 46.9%
(10)佐賀 44.8%

<養成した医師に対する流入した医師の割合>
(1)千葉 232.3%
(2)埼玉 225.6%
(3)兵庫 72.7%
・・・・・・・・

私が埼玉県に住んでいたのは10年以上前。
人口割にすると
医師不足を感じた。
例えば
日曜朝、鼻出血が上尾市から川口市まで救急車で搬送されてきた時代だった。
その間には、大宮市、浦和市があるのに。
医師が足りなかった。



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