ドクターヘリ2機を制御するCS 後編

2015年04月21日 18:34

粟島CSは、焦ることなく、
無線機に向かい、
次々に指示をだす。

CS室の液晶には、
整備長がEC135をヘリポートに引っ張り出すのが映る。
多田機長が右前の操縦席に乗った。
医師、ナースが後部席に乗り込む。
まだ、メインローターは回らない。
機長からはエンジンスタートの声がもうすぐ聞こえるはずだ。

青森市ヘリは病院に近づいていた。

その時、再びホットラインが鳴る。
「えっつ、別な要請?」CS室に詰めていた私は身構えた。
私は、もし下北半島なら、
函館ヘリを要請することを勧めるつもりだった。
まだ、北海道と
青森県はそのことを話し合っていないが。

「二戸市の事案はキャンセル。
陸路で直近へ運びます」
CSはすぐに、無線機に話す。
「八戸ドクターヘリキャンセルです」

青森ヘリへ無線を入れる。
「八戸ヘリ出動キャンセル。
青森ドクターヘリは、
八戸市立市民病院ヘリポートに着陸して下さい」
「こちら青森ドクターヘリです。
着陸します」

青森へりEC135は八戸市立市民病院ヘリポートに
ゆっくりと着陸した。
DSCF6520 (500x333)

齋藤フライトドクターは
患者を八戸ERに運んだ。
青森市ヘリは給油をする。
DSCF6521 (500x333)
これから青森市へ帰る途中で、
日本海側へ出動要請があった時も、
燃料を心配しないで飛べるように。

給油を終えて、
再び空に浮きあがった。
DSCF6522 (500x333)

ドクターヘリ2機を制御するCS 完


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