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深夜の女性ショック その3

2015年04月03日 18:08

心電図12誘導でST上昇はない。
心筋梗塞否定のために、もう一度心電図検査を予定した。
細菌感染によるショックは敗血症ショック。
だが、感染源が不明だ。
感染源がわかればそこから膿を抜けば、状態は良くなるはず。
血圧測定不能患者をCT室へ連れて行った。

CT結果から腸の壊死、急性膵炎が疑われた。
病歴でアルコール多飲習慣があり。
ショックの原因はビタミンB1不足かもしれない。
アルコール依存で頻発する。

貫和亮太医師はビタミンB1を200mg静注した。
酸素100%、初圧剤開始、副腎皮質ホルモン注射。
腹部がさらに脹れあがった女性は次に手術室へ向かう。
急性膵炎と腸壊死の手術だ。
腹部内圧が上がり血圧低下、呼吸不全になっていた。
野田頭副所長がメスを走らせると、
濁った腹水と臭いにおいが腹部から零れ落ちた。
壊死していた大腸と、小腸を切除ずる。
全身状態は悪い。
ようやく命をつないでいる。
切った腸を吻合することはしない。
腹壁閉鎖はしない。
ダメージコントロール手術と言う。
腹にプラスチックカバーをあてがい手術を終了した。
腹部の内臓が外から見える。
いのちがつながり
アシドーシスが改善してから
腸をつなぐ。
(続く)


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