深夜の女性ショック

2015年04月01日 19:48

30歳代女性、八戸から40kmの町。
23時トイレで卒倒。
家族が気付き119通報した。
救急隊は直近の二次病院に運ぶ。
女性の容体は更に悪化した。
低酸素、低血圧、頻脈。
当直医は八戸ERへ転送を決意した。
転院搬送のために、その町の救急車が呼ばれる。
救急隊長の野田救命士は、二次病院で女性を観察した。
全身チアノーゼ、血圧測定不能。低酸素状態。
これでは、搬送時間50分で心停止するかもしれない。
そう思った。
野田隊長は、八戸消防に電話した。
「ドクターカー要請」
だが、その時間はすでにドクターカーは終了。
八戸消防に、赤車ピックアップ出動をお願いした。
八戸消防は
「すぐに準備する」
野田隊長は、ダイレクトブルーPHSに電話した。
「ピックアップドクターカーで○○市に来てほしい」
「いいですよ」吉村医師

総合病院を野田隊長の救急車が出発した。
医師、家族、が同乗する。
八戸ERを赤車が出発する。
吉村医師が乗る。
2台の緊急自動車はそれぞれ違う音色のサイレンを深夜1時の町に響かせて、
互いを探すように、北と南から国道45号線を走り出した。

赤車と白車は、イオンショッピングモ―ル前でドッキングした。
吉村医師は救急車に乗り移る。
患者に接触する。
「患者は・・・」当直医が申し送りしようとする言葉を一旦止めてもらった。
「少しあとでおねがいします」
すぐに観察開始
(続く)


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