スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

トラクターに巻き込まれた子供 最終

2015年03月30日 18:08

子供に輸血7単位目を入れながら手術室へ移動した。
ER入室から手術室入室まで98分であった。
髄部手間取った。
手術の優先順位は、
② 上腕の止血、骨折接合、血行再建
②頸部、ソケイ部開放創止血閉鎖
③ 腔内出血に対して腹腔穿刺洗浄による再評価であった。

術前術中の輸血量は10単位であった。
手術は成功した。
・・・・・・
翌日
子供は救命救急センターで人工呼吸中。
酸素化不良となり、急性肺障害と診断した。
ショック→全身炎症による好中球の活性化
→エラスターゼ放出による血管透過性亢進+
大量輸液、輸血+肺挫傷によるものと考えた。

呼吸療法としてリクルートマヌーバ,
高いPEEPを行った。

上手くいった。
第5病日気管チューブを抜管し、
第6病日に食事を開始してCCMを退室した。

目頭を赤くした母親は救命救急センタースタッフに御礼を言って
息子のベッドに付き添いCCM,を出て行った。

私たちはうれしかった。

劇的救命


トラクターに巻き込まれた子供 完
/////





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://doctorheli.blog97.fc2.com/tb.php/2014-a3387d34
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。