風邪で窒息心肺停止 その1

2015年03月06日 21:20

男性は健康だった。
世の中でインフルエンザが流行していても、
それには罹らなかった。
何年か前に大病を患った後、
すっぱりとタバコを止めた。

二日前から喉が痛くなった。
日曜の夜、熱も出てきたので、
男性は、近くの医療施設を受診する。
夜10時。

風邪でしょうと言うことで、
カロナールを処方された。
カロナールは安全な薬。
アセトアミノフェン。
解熱鎮痛剤。
妊婦にも使える。
子供にも使える。
インフルエンザにも使える。
キノロン系抗菌剤と一緒に使っても問題ない。

男性は帰宅し夜寝た。
だが、寝苦しい。
横になると呼吸が苦しくなる。
眠れない。
カロナールを飲んだが、
喉の痛みは取れない。
それどころか
つばも飲み込めないくらい喉が痛くなってきた。
次第に呼吸の苦しさが増す。
息がうまく吸い込めない。

たまりかねて、家族は119通報した。
午前1時40分。

救急車はいつも通り、日本平均の7分で自宅に到着した。
男性は、部屋の中で立って息苦しさを訴えていた。
隊長は、酸素飽和度を測定した。
85%低い。
男性は、唾を飲み込めず、
口からティッシュに吐き出していた。
呼吸の吸気がうまくできないようだ。
隊長は、酸素投与し、ストレッチャーに座らせた。
(続く)


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