八戸市立市民病院救命救急センター年報 2 八戸スタイル

2015年02月23日 18:06

「救命救急センターにおける新たなER救急医療体制」
【目的】
地方救命救急センターにおける新しいスタイル(八戸型)のER救急医療体制を実践、提案する
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【方法】
2013年1月〜12月までに当センターへ入院した患者に関して
電子カルテおよび入院データベース用いて後方視的に調査。
入院患者の疾患群から、通常ER専従医が、
振り分けに難渋すると思われる症例を検討した。
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【考察】
当センターでの実際は高齢者はさまざまな合併症をもつ、
初診時は確定診断のつかない症例、中には帰宅困難な患者も多い。
ER医の裁量で自ら入院させることが可能なので患者の行き先に困ることがない。
病院前〜ER〜集中治療〜入院管理〜リハビリまで受け持つ一貫性がある
→急性期から長期予後改善を意識した治療ができる。
病状が不安定な急性期患者を救急科が引き受けることで他科Drの負担軽減している。

デメリットは、スタッフの確保、患者数の増加、
入院病棟の確保、多種多様な疾患に対する幅広い知識、
アクティビティーの高い診療科とのバランスが難しい。

【結語】
地方における救命救急センターの一例として「八戸型」を提案する。
高齢化社会を迎える本邦での新しいER救急医療体制は「全部やる」救急である。
「全部やる」救急で他科と良好な関係を築く。
(丸橋孝昭)




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