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岩手県北へ日没前29分の出動 その2

2015年02月10日 18:14

日本のドクターヘリは有視界飛行なので、
活動は日没前に限定されている。
「医師看護師現場投入だけなら可能です」機長
ドクターヘリが現場に着陸し、
医師、看護師が患者に接触する。
救急処置を急いで行い7分。
患者をヘリコプターに搬入し離陸まで2分。
どんなに急いでも現場滞在時間は9分かかる。
それでは、日没前に現場を離陸することができない。
だから、ドクターヘリから降りた医師、看護師は
患者処置をやりながら、
救急車で搬送を試みる。
ドクターヘリは日没前に現場をカラで離陸する。
ヘリコプター搬送はあきらめる。

現場で処置する時間をさらに短縮するか、
離陸まで時間を短縮する。
そうすれば今回の日没間際の出動でも、
空路搬送が可能となる。
これまで、日没間際出動では、
たいてい1,2分の差で陸路搬送となった。
離陸までの時間を短縮するには、
119番通報から要請までの時間が一番節約しやすい。
119通報内容から直近基地へ司令課が直接電話することだ。

CSは青森県庁に電話する。
「岩手県に出動します。」
「はいわかりました。出動してください」県庁

県庁の返事を待つことなく
ヘリポートでは離陸準備が進んでいた。
16時17分八戸ドクターヘリは離陸。
日没前23分。

患者情報がCSから無線で上空350mのドクターヘリに入った。
「女性、ショック状態、四肢麻痺、頸髄損傷疑い」

八戸ドクターヘリは県境にそびえる、
階上岳を右に見て海の近くを南下中だった。
空には県境はない。

飛行時間13分でドクターヘリは岩手県の○○中学校上空に達した。
赤車から降りた消防隊が警備する中に、
EC135は高度を下して行く。

16時30分ドクターヘリが着陸。
日没10分前。
ドクターヘリスタッフは到着していた救急車に乗り込んだ。

残り10分で患者を処置してヘリコプターへ収容できるのか
(続く)


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