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お父さんの具合が悪い、助けて その9

2015年02月02日 18:40

「シートベルトはずします」私
「はい」整備長
こんどは、私がCPR.
男性の胸を押しながら室内通話をする。
「和島さん、先にヘルメット外して、
そからCPRを交代して」
ヘルメットとシートベルトを外したナースは、
男性の横から覆いかぶさるように、
CPRを開始してくれた。
いい深さだ。
いいリズムだ。
次に私がヘルメットをはずした。
「和島さん、CPR交代、ラインを整理して」
私は、ふたたび、CPRを行う。
クラムシェルドアが開いた。
寒い風が室内に入る。
整備長が声をかける。
「出しますよ」
ストレッチャーの上に据え付けられている、
モニターの棚で患者の腹部の天井は狭くなっている。
患者を室外に出す、15秒くらいはCPRが中断する。
外に出されれば、誰かがいるはず。

今日はヘリ番でない、加藤ナースがCPRを開始してくれた。
ヘリストレッチャーはEC135を離れて、ヘリポートドアに進んだ。
ERストレッチャーには、青い自動胸骨圧迫器が敷いてあった。
「紙のシートで移動します。」整備長
「いや、いつもと違う。今日は患者の体だけ、服は置いておく。
裸で移動おねがいします」私
「はい、それでは裸で」整備長
「小野さんは心電図モニター落ちないように押さえて」私
河野医師の合図で横移動した。
「1,2,3」
ストレッチャ上では、規則正しい、しかも深い胸骨圧迫が、
オートパルスで行われていた。
これだけで、少し安心できる。
移動しながら会話した。
「血管造影室に向かいます。
そこで、まずPCPS人工心肺装置を付けます。」河野医師
「心臓カテーテル室じゃないの」私
「まだ、先ほどの転院搬送の心筋梗塞男性の心臓カテーテル治療中です。
待ち時間が20分くらいありますから、
心臓カテーテル室となりの血管造影室で、
PCPSを入れます」河野医師
(続く)


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