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重複要請3件 その1

2015年01月12日 17:58

朝不整脈失神の患者を手術目的に弘前大学病院へ
ヘリコプターで搬送する予定を立てていた。
離陸予定時間は午前9時。

その数時間前の深夜、
自宅で男性が血を吐いた。
胃からではなく、肺からのようだ。
呼吸が苦しい。
酸素が足りない。
血圧低下。
喀血だった。
八戸ERを受診した男性は、
検査で大動脈瘤破裂。
大動脈破裂が肺につながっている。
手術について家族と相談。
手術希望した。
朝を待って、青森県病に搬送することになった。

当院心臓外科では朝から別の手術が開始されていた。
不整脈男性は、予定通り八戸ドクターヘリに乗せて離陸した。
大動脈瘤の患者はどうする?
青森県には2機ドクターヘリがある。
空の距離70km北の青森市のドクターヘリが迎えに来ることになった。
天気はいい。

不整脈失神の患者を弘前大学へ託し、
八戸ドクターヘリは十和田湖を右に見て、東へ向かって帰っていた。
その時、
無線が入る。
「青森市のドクターヘリが間もなく八戸市立市民病院を離陸する」

ドクターヘリ後部席では
「ああ、よかった。間に合った。
青森市のドクターヘリが患者を八戸から青森県病に運んでくれる」
八戸ドクターヘリが八戸市と五戸町の境界にさしかかったころ、
太平洋側に、白い小さ物体が、すごいスピードで北上するのが見えた。
青森市のドクターヘリだ。

青森市のドクターヘリが離陸したばかりのオレンジ色の十字マークに、
八戸ドクターヘリが着陸した。
(続く)



・・・・・・・
今年もよろしくお願いします
劇的救命DSCF4357 (500x325)
八戸 劇的救命 救命救急センター


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